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【前学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,水曜日 3.0~4.0 [K1-304] 共通講義棟1号館304室】
ジェンダーの視点から歴史をみたとき、これまでの理解とどのように異なる世界がみえてくるのか、さまざまなトピックスと扱いながら考えてみたい。
【前学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,水曜日 3.0~4.0 [K1-403] 共通講義棟1号館403室】
 「テクノロジーが見えると社会が見える」×「ジェンダーが見えると社会が見える」という掛け算のアプローチへようこそ。
 本演習では、ジェンダーと技術が「からだ」や「環境」という「生」の現場と密接に関わりながら作用している様子を具体的に検討します。
 まず、近代産業が立ち上がってきた経緯を、『富岡日誌』や『女工哀史』など、技術者自らが筆をとった文献を講読しながら学び、そうした労働の現場を活写したオーラル・ヴィジュアルヒストリーの仕事に触れます。重工業が立ち上がってくる様子やそうした過程での「からだ」という現場の変容についても検討します。このセクションでは、チャーリー・チャップリンの『モダンタイムス』を見ながら、近代家族の成立とテクノロジーの関連について議論します。
 さらに、戦後、メディカル・テクノロジーが形成される過程でジェンダー概念が提出され、家電や授乳技術の一般化を背景として今日的なジェンダー概念が形成され、さらに「ジェンダー」がごく普通の語彙となってきた経緯についても学びます。
 また、ウェブ上の各SNSでのジェンダー・ターゲティングの様子なども、参与観察の事例として報告してもらおうと思います。重工業の時代とはまた異なった性差観が形成されている様子がわかるでしょう。
 一方、「技術」とは無縁の存在と考えられがちな「自然」という現場でのジェンダーとテクノロジーの関わりについても検討します。特に、今回の福島第一原子力発電所の事故という状況を受けて、「自然」という存在の把握のされ方が、どのように変容したのかについて検討します。
 以上をふまえて、身の回りの性差をめぐる言説について、一緒に議論していきましょう。
 複数の立ち位置を自由に往き来しながら、各立ち位置から見える光景を弁別しつつ摺り合わせるスキルをぜひ身につけてください。
【前学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,月曜日 3.0~4.0 [B1-302] 文教育学部1号館302室】
本授業では、英語文献を使用し「開発」をジェンダーの視点から考えるための方法を学びます。「開発とジェンダー」の実践領域における主要なトピックについて学ぶことで、国際協力/開発における「開発とジェンダー」に関する政策、具体的な事例について理解を深めます。さらに、「開発」において「ジェンダー」視点に基づいたプログラムを実践する際に生じる諸問題をミクロ~マクロなレベルで捉えるための理論にも触れます。
【前学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,月曜日 3.0~4.0 [K1-204] 共通講義棟1号館204室】
パフォーマンスとジェンダー:
日常の文化事象に表象されるジェンダーが胚胎するさまざまな問題を解読し、意識的に考える。
考察の際の補助線として、西欧の文化・芸術にみられるジェンダー表象に焦点を当て、その諸相を歴史的に考察し、またジェンダー研究の概要を理解した上で、現代アメリカを中心に発展をみたフェミニスト・パフォーマンス、ジェンダー・パフォーマンスと呼ばれる分野のアートについて考察し、同時にパフォーマンスとは何か、パフォーマンス研究とはどのようなものか、演劇との違いは何か、などについても考えつつ、どのようにパフォーマンスが研究されるのか、研究方法論についても考察する。
現代アメリカを中心にしたフェミニスト・パフォーマンス、ジェンダー・パフォーマンスと呼ばれる分野のアートについて考察する。
【前学期,Ⅰ,全学科,2単位,月曜日 3.0~4.0 [H0-315] 生活科学部本館315室】
「格差」や「ケア」は、今日の福祉問題を語る上で欠かせないキーワードの代表格である。「ケア」とは狭義で現代の関心に照らしていえば、子育てや高齢者介護、障がい者介助等が挙がるだろう。こうした「ケア」を誰がどこまで引き受けるのか、これからどのような政策の方向を目指したらよいのか。本授業は、文献購読、およびディスカッションを通して、とくに「ケア」について「ジェンダー」視点を中心に考える。
【後学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,水曜日 1.0~2.0 [K2-102] 共通講義棟2号館102室】
イスラムでは、信徒としての男女は平等であるが、社会的には両者の役割を区別し、婚姻や教育や財産や労働の局面では異なった位置づけをする。ヴェールをまとったムスリム女性の姿は、受動的・従属的なイメージを喚起しやすいが、ファションであれ教育や労働への意欲であれ、主体的である。歴史的にみれば、女性の君主、宗教者、文学者などの活躍があり、近代には女性教育・女性解放の運動が進展し、エジプトの1919年の独立運動や2009年のイラン大統領選挙ではヴェールのデモが登場した。オリエンタリズムの色眼鏡をはずし、歴史史料、絵画、写真、ビデオなどからムスリム女性の実像をさぐるとともに、女性に視野を限定するのではなく、男女分離の社会的なさまざまなあり方について(女子大学や女性専用車両をふくめ)、他の宗教文化や社会とも比較しながら考えることによって、男女の解放とはなにかというテーマに接近したい。
【後学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,金曜日 3.0~4.0 [K2-102] 共通講義棟2号館102室】
この授業で検討していく内容を設問の形であげればおおむね次のようになる。
メジャーな映画の多くにおいて、いかに男性同性愛者(ゲイ)や女性同性愛者(レズビアン)が悪しきステレオタイプで描かれてきたのか。そこからすけて見える異性愛制作者のホモフォビックな(同性愛嫌悪的な)偏見や異性愛観客の期待とは何か。ゲイとレズビアンに向けられた偏見の違いは何か。作り手が同性愛当事者であってもなくても、差別的でない描き方がなされた映画ではどこにポイントがあるのか。同性愛表象に抵抗感を持つ異性愛観客をもターゲットにしていると考えられるメジャー作品において、同性愛キャラクターをフェアに描きつつも異性愛観客を刺激しない配慮とは何か。レズビアンが主人公のマンガを原作とした映画が「ガールズラブ」と銘打ってレズビアン性を抑圧する理由は何なのか。オープンリー・ゲイの監督によるリアルなゲイ映画とリアルではないファンタジックなゲイ映画の差は何か。日本のインディペンデント映像作家によるゲイ映画やレズビアン映画にはどのようなものがあるのか。これらを考察していく。
言い換えれば、学生それぞれが、セクシュアリティの観点から映画を批評的に見る力をつけることがこの授業の達成目標である。
【後学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,水曜日 3.0~4.0】
現在のグローバル化をもたらしている新しい国際分業のありかた、国際貿易、多国籍企業の動向は、その根底で深くジェンダー問題と絡み合っている。本講義では、日系多国籍企業の展開を事例としながら、各国の労働・家族・世帯構造とジェンダーについて考えていく。
【前学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,月曜日 3.0~4.0 [K1-403] 共通講義棟1号館403室】
手話は、皆さんが日頃話している言語とは異なる体系をもった言語です。日本手話は「日本語を手指の形や動きに置き換えた記号」ではなく、むしろ英語などの外国語のようなものなのです。もちろん、手話には、普通の外国語と違う点もあります。皆さんが言語と呼ぶものは、音声を発し、それを耳(聴覚)で受け取ることによってメッセージを伝えあいます。一方、手話は、文法的な働きを持つ顔の表情や視線などで発せられたメッセージを目(視覚)で受け取る「視覚言語」です。聴者(耳の聞こえる人)は言語コミュニケーションで「身体」や「目」を使うのに不慣れなので、ある意味では手話は学ぶのが難しい「外国語」だといえます。しかし、逆に日本手話は日本文化のもとにあるので、その意味では親しみやすく学びやすい、特殊な「外国語」だといえます。いずれにせよ、手話の学習は外国語学習と似ている面が非常に多いのです。
本演習は主として、ナチュラル・アプローチによる手話教育の技法を修得した、ろう者講師が担当します。「手話サークル」などで習うような「日本語対応手話」の延長ではありません。例えば音声言語は一切用いないで、生きた会話を多くします。授業中は、受講者も音声言語を使うことを禁止されます。なぜかというと、二つの言語がごちゃまぜになる恐れがありますし、日本手話をきちんとした外国語として習得できないからです。補足的に、聴者ゲストによる手話に関する入門的講義も組み込み、「日本手話」と「日本語対応手話」の違いも説明してもらいます。
本演習の目的は、本物の手話の世界と最初の出会いを経験してもらうことにあります。そして大枠の到達目標は、「初対面のろう者に、日本手話で自分や自分の家族のことを紹介し、そのろう者と次に会う機会を作って別れることができること。そして次第にそのろう者といろいろなことが手話で話せるようになること」です。
【前学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,水曜日 3.0~4.0 [B1-306] 文教育学部1号館306室】
ことばによる創造について考えます。無からの創造はありえない、模倣や型の習得があってこそ、創造への飛躍がある。ということがどこまでほんとうなのか、創造の秘密は究極的にはわからないのかもしれません。しかし、少なくとも文学においては、過去のことば、他人のことばを受けとめることによって、次なる作品を生み出せるという性質が大きいようです。この授業では、受講生のみなさんが、言語文化のそうした創造としての再創造のあり方を実験的・実践的に理解し、さらに抽象化しながら説明できるようになることを目標にします。日本の古典文学から素材を多く採ります。
【前学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,Robert Louis Stevenson, Dr Jekyll and Mr Hyde (1886)


“London in Literature”. This seminar offers an introduction to reading and enjoying English literature, suitable for first-year students and non-majors. We will focus on works set in London, reading extracts from authors including Daniel Defoe, William Wordsworth, Charles Dickens, and Virginia Woolf. We will ask: how have English language and literature changed from the 18th century to the present day? What are the different ways in which writers have described London? And how has the city inspired important literary genres, including the novel, Romantic poetry, detective fiction, and modernism? We will also watch a number of modern film adaptations of classic works.Students will also have the opportunity to learn about the historical development of London during this period. We will use pictures, maps, and internet resources to explore how the architecture, population, and fashions of the city change, from the Great Fire of London in 1666, through the Georgian and Victorian periods, to the First World War.
【前学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,水曜日 3.0~4.0 [R1-629] 理学部1号館629室】
数学の諸概念や種々の量は,自然や社会の構造、現象を数理的に捉えるための言葉として活用されます。そのような「数理のことば」とその機能を、暗号のしくみを勉強して小さな暗号を作るなど具体的事例を通して体験しましょう。
【前学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,金曜日 3.0~4.0 [H0-127] 生活科学部本館127室】
 この授業では、わたしたちの知能(intelligence)を知的能力ではなく知的機能としてとらえます。そのうえでその働きをヒト個体主体の機械論的な観点からではなく、わたしたちが構成し構成される知の枠組みとしての環境との相互活動として見直します。
 この再考によって、わたしたちのこれからの社会と世界観にどのような眺望が開けてくるでしょうか。工業社会から知識社会に転換したといわれる現在、世の中のありようが価値意識も含めて大きく転換し始めています。そうしたなかでこの先に求められるインテリジェンスのありようを展望すること、それがこの授業の主題であり目標です。
 授業の方法は前半が講義と対話、後半が関連書籍にもとづく受講生全員の発表と対話をつうじて主題への解釈を深めます。
【前学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,月曜日 3.0~4.0 [K2-101] 共通講義棟2号館101室】
「人間の言葉を数学的に分析する」というと、水と油を一緒にするような印象を受けるかもしれません。しかし、日本語や英語といった自然言語と、数学・論理学・プログラミングで用いる形式言語は、根底のところで共通している、というのが形式文法(Formal Grammar)・形式意味論(Formal Semantics)の考え方であり、これらは文系と理系の完全な境界領域を形成しています。この授業では、自然言語の中でも、特に日本語の文法と意味について、組合せ範疇文法(Combinatory Categorial Grammar: CCG)と呼ばれる最新の理論に基づいて分析する方法を学びます。
【後学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,金曜日 3.0~4.0 [K3-104] 共3-104【2講】】
グローバル化と人々の移動が言語に与える影響を考察する。ニューヨーク市、シンガポールなどを例に、多民族多言語コミュニティにおける、言語と人々の相互作用、文化の変容について理解する。それらを通して、自らの文化、言語との関わりについて再考する。
【前学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,水曜日 3.0~4.0 [K3-105] 共3-105【1講】】
自然現象を理解し、その背後に自然の基本法則について、物理学の立場から解説する。
これまで物理学を学ぶ機会の無かった人や、また今後、自分の専攻の勉強を進める上で物理学の知識を必要するわけではないが、関心がある人のための啓蒙的な授業。本格的な、難しい問題を解くことに重きをおかず、物理的現象を表現するための考え方などに慣れる事をめざす。
<読替>H19年度以前生 物理学入門(基礎講義科目)
【後学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,水曜日 3.0~4.0 [K1-102] 共通講義棟1号館102室】
かつてガリレオは「自然という書物は数学ということばで書かれている」と言った。
数学が実に豊かな拡がりを持ってこの世界の中に存在していること、その多くが社会生活を含む私たちの身の回りのことがらに深く関係していること、そして数学が私たち人類にとって大きな意味を持っていると共に、その高度に見える部分も実はこうした身の回りにある数学と密接につながっていることを、具体的な例を通じて理解することをめざす。
【後学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,月曜日 3.0~4.0 [K2-101] 共通講義棟2号館101室】
この授業ではイギリスの小説、特に19世紀に書かれた幽霊・怪奇小説について概観する。幽霊などの怪奇・幻想のモチーフはなぜ小説にとって魅力的なのか。それぞれの小説における幽霊の果たす役割から、小説という虚構における「幽霊」の意義について、さらにはイギリス小説における幽霊表象の変遷について概観する。(This course introduces you to some of the Victorian ghost stories and novels by reading extracts from well-known English novels. It aims to give an overview of many types of representation of ghosts and ghostly figures and consider their roles and meanings in the fictional work in prose. The course is conducted in English.)
【後学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,水曜日 1.0~2.0 [K2-101] 共通講義棟2号館101室】
〈文理融合〉の文学をテーマとし、森鴎外から川上弘美まで近現代作家の作品を順次取り上げる。それらの作品における理系的発想、理系的モチーフなどを検討する。
【後学期,Ⅰ~Ⅳ,全学科,2単位,水曜日 3.0~4.0 [K2-201] 共通講義棟2号館201室】
言葉は一義的にはコミュニケーションの道具であるが、それにとどまらず、それがもたらすイメージは世界認識を誘導する記号として作用している。本授業では、文字テクストにとどまらず、広告やオペラ、映画、アニメなどの隣接性が高い関連ジャンルも使って、言葉と音楽、言葉と図像、言葉と身体が密接に結びついていることを考えていきたい。また隣接するこれらのジャンルとのメディアの違いも考えてみたい。さらに世界とは、イメージとして作られたもの、どうにもならないリアルな現実、私たちの欲望、の3つの力関係で構成される、という発想から、世界を動かしている力としての通貨やブランド、ジェンダー表象についても考察する。
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